現地時間10月28日、プレミアリーグ第10節のチェルシー vs ブレントフォードの試合がチェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジで行われた。
前後半を通じてチェルシーがボールを保持し、ブレントフォードがカウンターを狙う構図が続いた。ブレントフォードは58分にイーサン・ピノックのヘディングシュート、90＋6分のブライアン・エンベウモのカウンターからのゴールにより、 0－2でチェルシーに勝利している。
ブレントフォードのトーマス・フランク監督は、チェルシーに勝利した喜びをイギリス『BBC』のインタビューに応じ、次のように語った。
「勝利はいつでも楽しめるものだ。実際、我々の前半のパフォーマンスは良くなかったと思う。チェルシーは間違いなく優位に立っていた。いつものハイプレッシャーがうまくできず、ボールを保持している時も冷静さと質が足りなかった」
「ハーフタイム中に選手に信念を求めた。チェルシーの前半のプレーのようにパスを入れて前進させること。もちろん、守備も改善するように求めた」
「後半に我々は2ゴールを決めた。最初のゴールは何もないところから生まれたが、その後はカウンターのチャンスが生まれた。僕らの構造がとても優れていることは分かっている。選手間の規律もとても良かったから、守備時に落ち着いていたことは評価できる」
今回の勝利で、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦で3連勝を記録したブレントフォード。昨シーズンは優勝したマンチェスター・シティ相手にシーズンダブルを記録しており、対ビッグ6の試合を得意としている。
「本当に見事なことだと思う。でも、ここ（スタンフォード・ブリッジ）で3回連続で勝つことができたのは偶然だ。ブレントフォードとチェルシーの予算の差を考えると、ブレントフォードが勝利できたのは非常に素晴らしいことだ。前半はチェルシーが良かったと思うし、チームのポテンシャルが見て取れた。チェルシーには素晴らしい未来が待っていると思う」
