9月のCPI伸び率、2・0%上昇

特区政府統計処が10月20日に発表した2023年9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・0%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・8%で、8月の伸び率1・5%よりも高かった。CPI伸び率が上昇したのは主に食品価格の上昇によるが、中でも生鮮野菜の価格が台風や異常気象の影響を受けて値上がりしたことによる。9月のCPI伸び率は項目別では、酒とたばこが前年同期比18・9%、衣類・履物が同6・5%、外食とテークアウトが同4・0%、水道・電気・ガスなど光熱費が同2・9%、その他サービスが同2・7%、その他商品が同2・5%、交通費が同2・4%、食品(外食含まず)が同1・3%、住宅が同0・9%、それぞれ上昇した。これに対し、耐久消費財が同1・8%下降した。

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