ブンデスリーガ第9節、フランクフルトvsドルトムントが29日に行われ、3-3で引き分けた。フランクフルトのDF長谷部誠はベンチ入りも出場しなかった。
前節ホッフェンハイム戦を逆転勝利し今季初のリーグ戦2連勝とした7位フランクフルト(勝ち点13)は、マーモウシュを最前線に、、2シャドーにクナウフとチャイビを配する[3-4-2-1]で臨んだ。
一方、前節ブレーメンに辛勝して5連勝とした4位ドルトムント(勝ち点20)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)ニューカッスル戦を1-0で制した。上向きなチーム状態の中、フュルクルクを最前線に、2列目に右からマレン、ロイス、レイナと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。
オープンな展開で立ち上がった中、5分にフランクフルトに決定機。スルーパスを受けたチャイビがボックス右ポケットを突いてマイナスにクロスを送ると、ラーションが合わせる。シュートはGKコベルのファインセーブに阻まれるも、ルーズボールをクリアにかかったヴォルフにハンドがあり、VARの末PKとなった。
このPKをマーモウシュが決めて先制したフランクフルトは、24分に追加点。ラーションの持ち上がりを起点にブタがGK強襲のシュートを立て続けに浴びせると、最後はルーズボールをマーモウシュが詰めた。
マーモウシュのドッペルパックでリードを広げたフランクフルトが自陣に引いてカウンターを狙うと、36分に再びPKを獲得しかける。右サイドからのチャイビのクロスをマーモウシュが飛び出したGKマイヤーの鼻先で触って倒されたが、VARの末ノーファウル判定は覆らなかった。
すると前半追加タイム1分、ドルトムントが1点差に詰め寄る。フュルクルクのポストプレーを起点にザビッツァーがボレーを蹴り込んだ。
失点直後、マーモウシュがポスト直撃のシュートを放ったフランクフルトは迎えた後半開始2分、マーモウシュがボックス左からカットインシュートでゴールに迫るも、ドルトムントが55分に追いつく。
右サイドからのヴォルフのクロスのルーズボールをボックス内のムココが蹴り込んだ。
それでも68分、フランクフルトが勝ち越す。スクヒリの鋭いパスをボックス右で受けたチャイビがシュートを決めきった。
しかし82分、ドルトムントが代わって入った2選手によって追いつく。左サイドをアデイェミが縦に突破してクロス。これをブラントが合わせた。
このまま3-3でタイムアップ。好調チーム同士の一戦は勝ち点1を分け合う結果となった。