レーティング:インテル 1-0 ローマ【セリエA】

[写真:Getty Images]

セリエA第10節、インテルvsローマが29日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが1-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

インテル採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 ゾマー 6.0
唯一の仕事機会となったクリステンテのヘディングシュートを見事に阻止。クリーンシートに貢献

DF
28 パヴァール 5.5
1枚カードをもらった影響でハーフタイムの交代となったが、ディフェンスラインからの攻撃参加で決定機にも絡んだ

(→ダルミアン 5.5)
ダンフリースを後方から守備面で支援。リスク管理を徹底していた

15 アチェルビ 6.5
元同僚ルカクにタイトな対応を90分間継続。地上戦、空中戦でも仕事をさせなかった

95 バストーニ 6.5
エル・シャーラウィの突破に対して一度後手を踏んだが、それ以外では攻守に質の高いパフォーマンスだった

MF
2 ダンフリース 6.5
やや最後の精度で問題を抱えていたが、試合を通して攻撃の起点として相手に脅威を与え続けた

(→デ・フライ -)

23 バレッラ 6.0
ボレーシュートを吹かすなど攻撃面で質の高い仕事はできなかったが、中盤での無難な繋ぎと守備強度でチームを支えた

20 チャルハノール 6.0
前半立ち上がりにクロスバー直撃の見事なシュートを放った。以降は無難なプレーを見せていたが、危険なハードチャージでカードをもらった影響もあって後半半ばの交代に

(→アスラニ 6.5)
見事なロングフィードで決勝点の起点に。指揮官の起用に見事に応えた

22 ムヒタリアン 6.0
古巣対戦で攻撃の起点としてまずまず機能。チャンスメークだけでなくフィニッシュにも絡みたかった

(→フラッテージ 5.5)
古巣対戦で気迫のこもった対人プレーを見せた

32 ディマルコ 6.5
前半はややボールタッチやクロスのフィーリングがいまひとつも、決勝点アシストなど後半はきっちり修正。ローマキラーの印象も

(→カルロス・アウグスト -)
クロスバー直撃のミドルで見せ場

FW
10 ラウタロ・マルティネス 6.0
元親友ルカクとの初対戦で気迫を見せた。前線で崩しの起点役を担ったが、相手の徹底監視によって決定的な仕事には至らず

9 テュラム 7.0
父もスタンドから見守った一戦で決勝点を記録。勝利必須の一戦での大仕事でインテリスタの心を掴む

監督
インザーギ 6.0
割り切って守備的な戦いを見せた相手のゲームプランに嵌りかけたが、結果的に選手交代で流れを引き寄せた

ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 ルイ・パトリシオ 6.0
失点場面に責任なし。前半のテュラムの決定機阻止など個人としては安定したパフォーマンスだった

DF
23 マンチーニ 5.5
前半序盤の抗議によるカードで自ら足枷を嵌める形となったが、集中した守備で要所を締める

14 D・ジョレンテ 5.0
身体を張った守備を続けていただけに、失点場面でテュラムを放したプレーがあまりに痛恨…

5 エンディカ 5.0
守備ではダンフリースらに粘りの対応を見せた。だが、失点場面では味方任せの軽い対応が仇に。配球力の改善も求められる

MF
43 R・クリステンセン 5.0
失点場面ではディマルコに余裕をもってクロスを許した。試合を通して勤勉に守備をしたが、攻撃時の細かいミスも散見

4 クリスタンテ 5.5
フル稼働が続く中でもチームのために走り切り、唯一の決定機に絡んだ

16 パレデス 5.0
チーム全体が押し込まれた中、期待された展開力はなりを潜めた。守備では周囲のサポートもあって大崩れはしなかった

(→アズムン -)

52 ボーヴェ 5.0
献身的に守備を行ったが、ボールを奪った後の判断、精度はいまひとつだった

(→ベロッティ -)

59 ザレフスキ 5.0
フィジカル勝負で劣勢のダンフリースに起点。唯一の決定機に繋がるクロスを供給

(→チェリク 5.5)
サイドの守備をやや安定させたが、攻撃面で存在感示せず

FW
90 ルカク 5.0
インテリスタの標的となったが、メンタル面ではぶれを見せず。ただ、あまりに孤立させられてしまい、決定的な仕事はできなかった

92 エル・シャーラウィ 5.0
守備に奔走。後半に入って幾度か仕掛けの姿勢は見せた

(→アワール -)

監督代行
フォーティ 5.5
日程面のディスアドバンテージに飛車角抜きの戦いで現実的なゲームプランを用意。現状の力の差を考えれば、ある意味で仕方のない敗戦

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
テュラム(インテル)
試合を通じて最も多くの決定機に絡んでいたなか、見事に決勝点を記録。戦前からルカクと比較されていた中、目に見える結果で自身の評価を確立した。

インテル 1-0 ローマ
【インテル】
テュラム(後36)

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