全国大陶器市、50万点そろう 茨城・ひたちなか 好みの焼き物見定めて

好みの陶器を見定める来場客=ひたちなか市佐和

全国の有名産地の陶器約50万点がそろう「全国大陶器市」が、茨城県ひたちなか市佐和の笠松運動公園山新スイミングアリーナ前広場で開かれ、好みの焼き物を求める来場者でにぎわっている。全国大陶器市振興組合(佐賀県有田町)主催。会期は11月5日まで。

会場には茨城県の笠間焼をはじめ、佐賀県の有田焼や伊万里焼、岡山県の備前焼など全国20の産地から34の事業者が出店し、茶わんや湯飲み、皿、とっくりなどが並ぶ。300~千円の手頃な価格帯が中心で、来場者は商品を一点一点じっくり見ながら、目当ての商品を買い求めていた。

同組合の平野利一代表理事は「実際に手に取り、見比べながら気に入った商品や掘り出し物を見つけてほしい」と来場を呼びかけた。午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。11月1日は休み。入場無料。

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