穏やかな週明け 広範囲で秋晴れ 朝晩と昼間の寒暖差きのうより大きく

 大気の不安定な状態が続いていたが、きょう30日(月)は、不安定な天気の原因になっていた上空の強い寒気が抜け、高気圧に覆われる。広い範囲で天気が回復して、秋晴れになる見込み。ただ、一日の中での寒暖差が大きく、体調管理には注意が必要になる。

大気不安定ようやく解消へ

 きょう(月)は、朝から広い範囲で晴れて、日照時間が10時間近くと日差しがたっぷりと届きそうだ。上空の寒気の影響が残る北陸では、夕方まで雨の残る所があるが一部に限られる見込み。広く洗濯物を外干しするのにぴったりの日和になりそうだ。ただ、関東から西では、湿度が30%台まで下がり空気が乾燥するため、火の取り扱いには注意が必要になる。肌の保湿も入念にしたい。

朝晩寒く 日中過ごしやすい

 晴れている分、けさはきのう朝より冷えている所が多く、最低気温は東京で12.4℃まで下がっている。福岡では11.4℃、松江は10.0℃、高松で10.4℃など、西日本を中心に今季一番の冷え込みになっている所もある(午前5時現在)。日中の最高気温は、きのうと同じくらいか少し高く、関東から西で22℃前後と快適な陽気になる予想。東北は20℃近くまで上がり、北海道は15℃くらいの所が多くなりそうだ。

 朝晩と昼間の寒暖差がきのうより大きく、10℃以上の所が多くなる見込み。気温差5℃は服1枚分に相当すると言われる。朝晩は昼間の服に2枚ほど重ね着が必要なくらいの所もありそうだ。きょうも重ね着など服装でうまく調節したい。

(気象予報士・丸田絵里子)

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