いすゞ、バッテリー交換式ソリューションをJMSで世界初公開へ

いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)は10月25日、バッテリー交換式ソリューション「EVision Cycle Concept」を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で世界初公開すると発表した。

同ソリューションの特長は、充電済みのバッテリーと素早く交換できることだ。これにより、待機時間が大幅に短縮し、効率的な稼働を実現する。さらに、柔軟に充電時間を設定できるため、電気料金が安い時間帯や事業所の電力負荷が低い時間帯を狙って充電することにより、コストおよび電力系統の負荷の低減が見込める。

ほかにも、同ソリューションを活用することで、車両とバッテリーを分離し、バッテリー単独での運用マネジメントが可能となる。このため、トラック間でのバッテリーシェアによる資源の有効活用や再生可能エネルギーの活用など、さまざまな社会課題の解決が期待できる。なお、いすゞグループは、バッテリー交換から広がる新たなソリューションが未来の人々のより豊かな暮らしにつながると信じて、人流・物流における革新に挑戦し続けていくと述べている。

(出典:いすゞ Webサイトより)

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