出光興産とFOMM、EV関連事業推進に向けて協業検討に関する覚書締結

出光興産株式会社(以下、出光興産)と株式会社FOMM(以下、FOMM)は10月26日、協業の検討に関する覚書締結を発表した。サービスステーション(以下、SS)のネットワークを活用したEV関連事業を推進するという。

両社は、今回の覚書の下、EVのメンテナンスや軽自動車向けEVコンバージョン※サービス体制の構築等を検討する。具体的には、「FOMM ONE」のメンテナンス等のアフターサービス提供と出光興産のSSネットワーク活用に関する検討、およびFOMMのバッテリー交換式コンバージョンEV事業における販売、改造業務、アフターサービス提供等と当社のSSネットワーク活用に関する検討を行う。

※ 内燃機自動車からエンジン等の部品を取り除き、EV関連部品を取り付けることでEVに切り替えること(プレスリリースより)

ほかにも、両社は、出光興産のSSネットワークを活用したFOMMのバッテリー交換ステーション事業の展開に関する検討や、FOMMが将来的に量産を計画する新型車両の展開における連携可能性の検討も行うという。なお、出光興産は、バッテリー交換式EVに関する技術と知見を有するFOMMと協力して、EVに関連する多様なサービスとネットワークの拡充を実現していくと述べている。

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