モラタ&リケルメ弾で逃げ切ったアトレティコがリーグ戦6連勝!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは29日、ラ・リーガ第11節でアラベスと対戦し2-1で勝利した。

リーグ戦5連勝中のアトレティコ・マドリーは、数的不利ながら引き分けに持ち込んだミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)第3節セルティック戦からスタメンを1人変更。ガランに代えてリケルメを左ウィングバックに起用した。

公式戦6試合勝利のないアラベスに対し、立ち上がりから攻勢に出るアトレティコは6分、左サイドのリケルメが供給すると、相手DFのクリアをボックス左で再び拾ったリケルメが胸トラップからボレーシュート。しかし、これはGKシベラのセーブに阻まれた。

主導権を握ったアトレティコは、26分にグリーズマンのパスをボックス右で受けたモラタがクロスを供給。ボックス左で収めたリケルメは縦への突破から左足を振り抜くと、このシュートがニアサイドに突き刺さった。

さらにアトレティコは、前半終了間際の追加タイム1分にコケのロングフィードに反応したモラタがボックス右に侵入すると、切り返しで相手DFのかわし冷静にゴールネットを揺らした。

迎えた後半は膠着状態が続く中、アトレティコは58分にサウールを下げてM・ジョレンテを投入。さらに67分には、モラタとデ・パウルを下げてアンヘル・コレアとバリオスをピッチに送り出した。

すると71分、ドゥアルテに引っ張られながらも右サイドを突破したM・ジョレンテのクロスからファーサイドに走り込んだグリーズマンがすべり込みながらゴールネットを揺らしたが、ドゥアルテを振り払った際のM・ジョレンテのファウルを取られ、ゴールは取り消された。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。アラベスは試合終了間際の96分にゲバラのゴールで1点を返したが、前半の2得点で逃げ切ったアトレティコがリーグ戦6連勝を飾っている。

© 株式会社シーソーゲーム