『DASH』東京湾“最後の聖地”で育ったサザエは大きさ2倍…漁師さんが一番ウマいという部位『カクジクキン』とは?

SixTONESの森本慎太郎と、桝太一が29日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演し、神奈川県横須賀市・浦賀の東京湾の最後の聖地ともいえる、古(いにしえ)の海を探索。地元の漁師さんいわく、海を守るため、地元漁協関係者以外立ち入り禁止で、この番組以外の取材を断っているというほどの徹底ぶり。森本と桝がそこで育った手のひらサイズのサザエを調査した。

山から流れてくる真水の効果で、水温も安定しミネラルも豊富な海水ということもあり、かなり大きなサザエが採れ森本も「硬球の野球ボールくらいあるんじゃないですか?」とコメントし笑いを誘った。これに桝も「こんだけ海藻あったら夏場ひもじい思いしてないですよね」と改めて海の環境の良さを振り返った。

さらに桝は、サザエが海底に沿って海藻を食べ、大きく成長し生息場所も浅瀬から深くなっていく過程を「宝塚(歌劇団)みたいな感じで、(海藻の)階段を降りてきて、最後立派になってステージへみたいな」と例える場面も。これに森本も「いいっすね、スターとなって」と補足した。

そんなサザエをその場で料理しいただくことに。地元の漁師さんが、サザエの身をくり抜いて出すと、通常のサザエの約2倍のその身の大きさに「ムッチムチ、もっちもち」ですと大興奮の桝。(特別な許可を得て撮影しています)

さらに地元の漁師さん曰く、おすすめはその身ではなく身と肝の境目である殻軸筋(かくじくきん)とのこと。貝柱のような殻と身を繋ぎ止める希少部位で、実際に、サザエの内側に指を引っ掛けた森本も「あ、柔らかい!柔らかい!」と驚きの反応を見せた。そのまま生でサザエの殻軸筋を口にすると、桝は「サクっフワっ!」、「雑味の全くないおいしさと甘さ」と大絶賛。森本も「甘い!」、「ちょっと衝撃」と地元の漁師さんのいうように、固くて苦いといったサザエの概念が変わるようなリアクションであった。

サザエの殻軸筋(かくじくきん)

次にサザエの炊き込みご飯のおむすび作りに取り掛かると、サザエをカットする際に桝が「包丁の入る感触が、弾力があるようで繊細」と少し驚いた様子を見せた。海藻をたくさん食べ成長が速いため、固さのもととなるコラーゲンができる前に大きくなったためである。

完成したおにぎりを口にした桝は、改めて「身が柔らかいですね。もっとコリコリしてかむ感じかと思ったら、ちゃんと炊き込みご飯と一緒にサクサク食べられますよ」と称賛しきり。続いて森本も、おにぎりの味に「うっま!」と驚きつつ「DASH海岸もこれを作ろうと思ったら作れるってことですよね」と前を見据えた。そして「この味をDASH海岸で、また食べられることを目指せばいいってことですね」と桝が締めくくった。ただ「やっぱリーダーのギャグがないと」と続けて桝がつぶやき、この番組に欠かせない城島茂の不在を寂しがる一同であった。

サザエの炊き込みご飯のおむすび

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写真提供:(C)日テレ

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