水面をカラフルに埋め尽くす1500輪、映える「ダリアフロート」が人気 兵庫県立フラワーセンター

約1500輪が浮かぶダリアフロート=県立フラワーセンター

 ピンクの大輪や小ぶりの黄色い花などが咲き誇る「ダリア展」が、兵庫県加西市豊倉町の県立フラワーセンターで開かれている。噴水近くの池では、摘み取ったダリア約1500輪を水面(みなも)に浮かべる「ダリアフロート」が撮影スポットとして人気を集めている。(敏蔭潤子)

 ダリアはキク科の植物で、改良によって数多くの品種が生まれている。同センターによると、今年は夏の酷暑で開花が1週間ほど遅れているという。

 センターでは四季の花壇を中心に植えられ、レモン色とピンク色がグラデーションを織りなす「エンジェルヒップ」、ピンクの大輪「秋田美人」、明るい赤色の「結納」など色とりどりの品種がそろう。100種3千株が11月上旬ごろまで楽しめる。

 ダリアフロートは同月5日まで。色鮮やかな花が青空に映え、来園者が笑顔でスマホをかざしていた。

 入園料500円(高校生以下無料)。同センターTEL0790.47.1182

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