Dバックスのケテル・マルテがプレーオフ18戦連続安打の新記録樹立

ダイヤモンドバックスはワールドシリーズ第2戦でレンジャーズ投手陣に対して16安打の猛攻を浴びせ、9対1で快勝。ワールドシリーズでの1試合16安打は2014年の第4戦でジャイアンツが記録して以来のことだった。この試合でメジャー新記録を樹立したのがダイヤモンドバックスの正二塁手ケテル・マルテ。8回表に回ってきた第5打席でセンターへの2点タイムリーを放ち、プレーオフ18試合連続安打のメジャー記録保持者となった。

マルテはリーグ優勝決定シリーズ第7戦でヒットを放った時点で「プレーオフ初出場から16試合連続安打」のメジャー新記録を樹立。ワールドシリーズ第1戦でもヒットを放ち、1956~58年のハンク・バウアー、1998~99年のデレック・ジーター、2003~04年のマニー・ラミレスが持っていた「プレーオフ17試合連続安打」のメジャー記録にも並んでいた。

そして迎えたワールドシリーズ第2戦、「1番・二塁」でスタメン出場したマルテは、初回の第1打席でショートゴロ、3回表の第2打席でセンターフライ、5回表の第3打席でセカンドフライ、7回表の第4打席でサードゴロに倒れたが、8回表二死満塁の好機で回ってきた第5打席でセンターへの2点タイムリー。この瞬間、バウアー、ジーター、ラミレスの3人を抜き、プレーオフ18試合連続安打のメジャー新記録樹立となった。

試合後、マルテは「とても嬉しいよ。こんなことを達成できるなんて想像していなかった」とコメント。「記録のことは気にしていない。勝つことに集中しているし、そのために出塁することだけを考えている」と語ったが、1番打者ないし2番打者としてチームのために出塁することを最優先するその姿勢が今回の新記録樹立につながったのだろう。「次からは僕たちのホームだ。より快適にプレーできるだろうし、僕たちを支えてくれるファンがいる。いい選手も揃っているし、相手を倒していきたいね」と第3戦以降に向けた意気込みを口にした。

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