獲物を狙い全力疾走! 人間たちの「恐竜大運動会」 長崎のもざき恐竜パーク2周年記念

骨付き肉を奪いに走る参加者=長崎市、長崎のもざき恐竜パーク

 子どもや大人たちが恐竜に扮(ふん)して徒競走などをする「恐竜大運動会」が29日、長崎市野母町の長崎のもざき恐竜パークであり、青空の下、多くの“恐竜”たちが駆け回った。
 開園2周年を記念して開催。長崎県内の2歳から60代までの43人が参加した。
 参加者は空気を入れると膨らむティラノサウルスの着ぐるみや恐竜の手をイメージした黄緑色の手袋などをそれぞれ持参して着用。ラジオ体操で体をほぐした後、チームに分かれて徒競走や綱引き、恐竜に関する○×ゲームなどで競った。同パーク関係者が持った骨付き肉のおもちゃを奪い、箱に入れるまでのタイムを競う「肉取り合戦」では、獲物を狙う恐竜になりきって全力疾走を繰り広げた。
 ネットで恐竜の着ぐるみを買って同僚と参加したという同市三川町の薬剤師、安岡しおりさん(37)は「走りにくいけど、とても楽しい」と笑顔で話した。

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