京都大学が奈良県と高大連携事業、大学院生が高校生と交流

京都大学高大接続・入試センターは奈良県との高大連携協定に基づき、京都市左京区吉田本町の京都大学国際科学イノベーション棟で研究発表会「京都大学への架け橋」を開いた。奈良県の高校5校で学ぶ高校生37人が参加、京都大学の大学院生と交流した。

京都大学によると、イベントでは高校生たちが各校で取り組む探究学習の成果を発表、京都大学で人文社会科学、自然科学を専門とする大学院生2人が自身の研究内容を紹介し、高校生たちと意見交換した。最後に高校生と大学院生によるパネルディスカッションもあった。

参加した高校生からは「同世代の研究内容に興味を感じる一方、大学院生の研究成果は将来の目標になった」「すべての研究内容がおもしろく、ユニークな発想に驚かされた」などの感想が上がっていた。

大学院生2人は高校生たちに対し「今、好きなことを研究することが未来につながる」「研究では分からないことにワクワクする気持ちや仲間とのディスカッションを大切にしている」などとアドバイスしていた。

参考:

【京都大学】奈良県との高大連携協定に基づく事業 研究発表会「京都大学への架け橋」を実施しました

© 大学ジャーナルオンライン