両親誘拐のルイス・ディアス、リヴァプール同僚がユニフォームを掲げる クロップ監督も「彼のために闘った」

リヴァプールは29日に行われたホームでのノッティンガム・フォレスト戦に3-0で勝利した。

前半31分に先制ゴールを決めたディオゴ・ジョタが背番号7のユニフォームを掲げるシーンも。

7番をつけるルイス・ディアスはこの試合を欠場。彼の両親は母国コロンビアで誘拐される事件に遭った(母は救出されたが、父はまだ拘束中との情報も)。

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督も試合後にこの件に言及。「こんな日にどうしたらサッカーの試合を重要なものにできるというのか。本当に難しい。自分はそういったことに苦しんだことは一度もなかった。常に安全だった。だが、それが不可能だったので、この試合に特別な意味を持たせる必要があった。ルチョ(ディアス)のために闘った」と話していた。

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なお、遠藤航はこの試合に後半35分から出場。リヴァプールは11月2日にリーグカップでボーンマスと対戦する。

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