仮装の若者がまちの未来を考える「うわさのハロウィン」 滋賀

頬に絵を描いてもらう子どもたち(甲賀市・あいこうか市民ホール)

 「うわさのハロウィンパーティー」が29日、滋賀県甲賀市のあいこうか市民ホールであった。子供らが仮装をしたり、ステージで踊ったりして楽しんだ。

 水口青年会議所が初めて主催。市の未来を担う若者にまちづくりを考えてもらおうと、高校生20人と2カ月前から企画を進めてきた。

 ハロウィーンイベントらしく会場には魔女やコウモリの姿をした子どもらが来場し、フェースペイントコーナーで思い思いに頰に絵を描いて写真を撮ってもらっていた。市特産の茶の試飲コーナーや映画やテレビのロケで提供される弁当の販売ブースもあった。午後4時からステージ発表もあり、ダンスや太鼓の披露で盛り上がった。

 企画に加わった滋賀学園高1年木田夏乃さん(16)は「始まる前はどんな形になるか分からなかったが、小さい子が仮装してくれたりしてにぎわって良かった」と話していた。

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