西岡良仁が綿貫陽介を下して本戦入り
現地10月29日、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)シングルス予選決勝が行われ、予選第4シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク49位)が綿貫陽介(フリー/同73位)を6-4、6-4で下し、日本人対決を制して本戦入りを決めた。
ツアー大会では対戦のない両者だが、下部大会で3度対戦して西岡の2勝1敗。2022年1月のアメリカ・コロンバス以来の対戦となった。
試合は、最初のサービスゲームを互いにキープできずにスタート。2-2の第5ゲームで綿貫はダブルフォールトが続いてしまい、西岡がリードを奪うと、ピンチのない盤石なゲーム展開で6-4でセットを奪う。
続く第2セットも西岡がサービスゲームでしっかりリズムを作って、1度のブレークを奪って6-4。綿貫は最初のリターンゲームでのブレーク以降、チャンスを作ることができなかった。試合は1時間28分。
2年連続4度目の本戦入りを果たした西岡は、本戦1回戦では予選決勝で敗れてラッキールーザーとして本戦入りしたジョーダン・トンプソン(オーストラリア/同58位)と対戦。ツアー大会では3度目の対戦があり、いずれも西岡が勝利を収めているものの、すべてフルセットの接戦となっている。2019年8月以来、4年2ヵ月ぶりの対戦となる。