知事「仕事始め式やめます」 休み方改革で県職員は年末年始最大12連休 知事恒例の書き初め披露はどこで

愛知県の大村秀章知事は、県職員の「休み方改革プロジェクト」の一環として、1月4日の仕事始め式をやめると発表しました。

(愛知県 大村秀章知事 10月30日の定例会見)
「年頭の訓示は職員がパソコンで視聴できるよう、(1月4日の)仕事始め式はやめます! 私の動画メッセージを配信することで式はやめるということにします。課長以上が出てくると、その下の職員も出てこなくてはいけないということもあるかもしれないので」

愛知県はワークライフバランスを掲げ、「ラーケーション」など、経済界や教育界などと協調して休み方改革プロジェクトを進めています。

その一環として今年度から、県職員に対して年末年始の連続休暇取得を推進するということです。

具体的には、12月28日から1月8日までの休暇取得を推奨するもので、最大12連休になります。

そのため、例年1月4日に県庁で、課長以上の職員を集めておこなってきた「仕事始め式」を取りやめ、代わりに知事の動画メッセージの配信で対応するということです。

愛知県の仕事始め式は例年、大村知事の書き初めが披露される場になっていましたが、これについて県は公表の仕方を検討しているということです。

福祉や医療など、職員の不在で県民生活に支障が見込まれる分野以外は、12月28日と1月4日5日の計3日間は、必要最低限の勤務体制として出勤者の数を通常の3割にするということです。

県は、この取組の実施状況を検証し、来年度のゴールデンウィークやお盆などの休み方も検討していく方針です。

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