2022年1年間で、県内の観光施設を訪れた人は、約1億3000万人に上り、コロナ禍前と比べると7割程度に留まりました。
県によりますと、2022年1年間に県内の観光地やイベントに訪れた観光客は、1億3700万人余りで、前の年と比べ、25%以上増加しました。
また、宿泊客についても1420万人に上り、前の年と比べると、1.5倍程度に増えています。
ただ、観光客、宿泊客ともに前の年より人数が増えてはいるものの、コロナ禍前と比較すると、2019年の7割程度の数値に留まりました。
県は調査結果について、まん延防止等重点措置による行動制限などが影響したものの、10月以降は水際対策の緩和などで、回復傾向にあると評価しました。
そのうえで、2023年の見通しについては、6月まで続いた全国旅行支援や、インバウンドが本格化していることなどから、より回復が期待できるとしています。