テイラー・スウィフト、10周年を迎えた「Sweeter Than Fiction」で初コラボしたジャック・アントノフに感謝

テイラー・スウィフトが、長年の友人でありコラボレーターでもあるジャック・アントノフを称えている。現地時間2023年10月29日にインスタグラムを更新した彼女は、2013年の「Sweeter Than Fiction」をはじめ、長年にわたり数々の人気曲でタッグを組んできた【グラミー賞】受賞プロデューサーへの感謝の気持ちを込めた心温まるメッセージを共有した。

アントノフとハグしている一連の写真を投稿しながら彼女は、「There you’ll stand ten feet tall, I will say “I knew it all along”(大きな存在感で君がそこに立ったら、私は、「ずっとわかっていた」と言うよ)」と歌詞の一部を引用し、「この曲は、いつも友人のジャックを思い起こさせてくれる。この曲は私たちが一緒に作った最初の曲で、彼が何年もかけて自分自身に挑戦し、美しい芸術を作り上げる姿を見るのはこの上ない喜びだった。どうして彼は私より6歳も年上でありながら、私の早熟な息子って感じでもあるのかな?それは永遠にわからないかもしれない」とキャプションに添えた。

テイラーはこの投稿の最後に、「Sweeter Than Fiction (My Version)」がターゲット限定でオレンジ色のアナログ盤で販売されていることをファンに伝えた。アントノフと共作した「Sweeter Than Fiction」は、2013年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で34位を記録した。このロック調の楽曲は、オーディションで一躍有名になったオペラ歌手ポール・ポッツの実話が元となった英映画『ワン チャンス』のサウンドトラックに収録されている。

アントノフは最近、米TV番組『Today』のウィリー・ガイストとの新しいインタビューで、テイラーとの仕事関係について口を開いた。彼は、「僕らの関係を、僕らの意見が一致することや好きなサウンドについて、とても還元的な方法で定めることはできます。でも本当は、僕たちは一緒に成長してきただけなんです。彼女は驚くほど僕を信頼してくれました。そしてそれは力強いんです」と述べている。

アントノフはまた、米ビルボードにもテイラーとの仕事について語った。「テイラーと仕事をすると、人生経験があり、それについて書けるという驚くべき才能を持つ人がまだそこにいるだけなんです」と彼は説明している。

一方、テイラーの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は、10月27日の発売からすでに幸先の良いスタートを切っている。データ・トラッキング会社ルミネートへの最初の報告によると、テイラーの4枚目の再録アルバムは、発売後24時間で全米で25万枚以上を売り上げた。同アルバムの初動売上、ストリーミング、トラック換算の動きについては、数日中に続報が入る予定だ。

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