滝藤賢一が伝説のヒットマン・二丁だった! 相葉雅紀主演「今日からヒットマン」で原作さながらのキャラを体現

相葉雅紀が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ「今日からヒットマン」(金曜午後11:15、一部地域を除く)がスタート。初回で、これまで謎のベールに包まれていた、伝説のヒットマン・二丁役の俳優の正体が滝藤賢一だったことが明らかになった。さらに顔から血を流し、サイズオーバーのトランクスの中から拳銃をブッ放す相葉の姿が話題となった。

「今日からヒットマン」は、むとうひろし氏による同名漫画を完全ドラマ化。食品メーカー勤務の平凡なサラリーマン・稲葉十吉が、ある日突然、大事件に巻き込まれて、伝説の殺し屋・二丁の名を継ぐことに。愛する家族を守るために、サラリーマンとヒットマンの二重生活を送ることになった十吉が、家族にバレないようにしながら裏社会で奮闘する様子を描くアクション・コメディーだ。

二丁は、十吉を大きな闇の世界へと誘う張本人であり、恋人・ちなつ(山本舞香)との愛に生きる重要キャラクターだ。原作さながらに、オールバックに革ジャン、そしてサングラスの出で立ちで、いつもタバコの紫煙をくすぶらせているハードボイルドな男として登場し、圧倒的な手際のよさで殺しの仕事を終えた後、甘えてくるちなつに対してキザにほほ笑むなど、すご腕の殺し屋をクールに体現した。

また、悪の構成員に刺されて深手を負い、余命幾ばくもないことを悟って、十吉にヒットマンとしての心得を説く印象的なシーンでの重厚な演技に加えて、タバコを3本同時に吸いながらの「あんな雑魚(ざこ)にやられたわけじゃねぇ、タバコの吸いすぎで死ぬんだ」というユーモアの効いたセリフでも痺れさせた。

第1話で壮絶な最期を迎え、強烈なインパクトを残し、魅力的すぎるキャラクターへのなり切りぶりで二丁を演じた滝藤だが、6年ぶりの共演となる相葉との撮影は、終始和やかに進行。本番中は、十吉と二丁との緊張感あふれる場面が続きっぱなしだが、いざカットがかかると冗談を言い、2ショットの写真撮影の際もふざけ合って満面の笑みに。相葉も「久しぶりに共演できてすごく楽しかったです。空いた時間は何していたの? とか、たわいもない会話もできてうれしかった」と喜びを語った。今後も回想シーンなどでの二丁の登場に期待が高まる。

そして、11月3日放送の第2話では、十吉にさらなるピンチが降りかかりる。十吉を二丁と勘違いしたすご腕の殺し屋から決闘の申し込みが。断れば、家族の命はないと脅され、愛する家族を守るべく、ちなつから授かった二丁の遺品を身にまとって単身で、相手のもとへと向かう。オールバックにサングラス、革ジャンを羽織った“ハードモード”の十吉の姿も見逃せない。

第2話。他界した伝説のヒットマン・二丁に弟を殺され、復讐(ふくしゅう)に燃える殺し屋・鷲男(金児憲史)が、十吉を二丁と勘違いし、執拗(しつよう)に決闘するよう迫る。拒むようならば、妻・美沙子(本仮屋ユイカ)と息子・百太(木村優来)の命はないと脅された十吉は、営業で培った話術で誤解を解こうとするが、鷲男に銃口を向けられた丸メガネ(筧利夫)とキノコ頭(本多力)のせいで交渉は決裂。ちなつは、落ち込む十吉を鷲に対して戦って殺すしかないと諭す。

その後、平穏な日々は数日続くも、ある時突然、十吉の会社にちなつが現われる。彼女のとりことなる後輩の山本照久(深澤辰哉)、上司の遠藤保(勝村政信)を制して、ちなつの話を聞く十吉だったが、鷲男と戦う際に使ってと、謎のロッカーのキーを渡される。やがて、鷲男がガス業者を装い、美沙子と百太に接したことが判明。愛する家族を守るべく、十吉は深夜にロッカールームへと向かい、ちなつから預かった鍵で開けると、そこには二丁が使用していた銃やサングラス、革ジャンが。ちなつから「今日からヒットマンよ」と告げられた十吉は、鷲男のもとへと向かう。

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