子どもシェルター運営に役立てて、未来ケアグループが寄付

下津浦公理事長(右)に寄付金を手渡す土方友美取締役=神埼市の下津浦法律事務所

 整骨院と、障害のある子どもの発達支援や放課後等デイサービスを手がける神埼市の未来ケアグループ(土方伸友代表取締役)は27日、佐賀子どもシェルターばるーん(下津浦公理事長)に寄付金30万円を贈った。運営費に役立てられる。

 同グループは、ばるーんが同じく子どもの福祉事業をしており、運営資金の不足分は寄付で賄っていることを知り、協力を決めた。

 神埼市であった贈呈式では、同グループの土方友美取締役が「シェルターを利用する子は発達障害の人もいると聞く。手厚い支援が受けられる体制をぜひつくって」とあいさつ。下津浦理事長は「居場所がない子どもを多数の大人で見守り支援している。その子に合ったケアを実現する体制づくりに役立てたい」とお礼を述べた。

 同グループは4月から福祉などの団体に毎月10万円を寄付することにしており、神埼市の国民スポーツ大会事業にも協賛した。(北島郁男)

 

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