地震保険普及キャンペーン、県損害保険代理業協会がチラシ配布

駅利用者に啓発チラシを手渡す県損害保険代理業協会のメンバー=佐賀市のJR佐賀駅前

 損害保険の代理店でつくる佐賀県損害保険代理業協会(松岡浩司会長)は23日、地震保険普及キャンペーンを佐賀市のJR佐賀駅前で行った。チラシなどを配り、地震保険への加入を促した。

 会員と保険会社の社員約30人が、駅の利用者らに啓発チラシとポケットティッシュを手渡した。日本損害保険代理業協会は10月を「地震保険の月」と定め、全国でキャンペーンを展開している。

 佐賀県は地震保険の普及率が全国的にみても低く、30%に達していない。県協会の中原洋副会長は「保険金は生活再建資金にあてることができ、熊本地震では助かったという声があった。地震はいつ起きるか分からないので普及率を上げていきたい」と話した。同日は唐津市でもキャンペーンを行った。(北島郁男)

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