岐阜県警は、現在、県内226か所にある交番と駐在所を統廃合し、来年度からの10年間で170か所程度に再編する計画を明らかにしました。
岐阜県警は、県内の農山村地域などの人口が減少していることや、1人勤務の駐在所では夜間の対応が難しいこと、さらに建物の老朽化などに対応するために、来年度からの10年間で、駐在所を中心に配置を見直し、現在、県内226か所にある交番と駐在所を170か所程度に再編する方針です。
来年度は各務原警察署の尾崎(おざき)駐在所を、蘇原(そはら)交番に統合することなどが決まっています。
再編計画にあたって岐阜県警は、それぞれの地域の人口や世帯数だけではなく、事件や事故の発生件数なども含めて総合的に判断していくということです。
また、地域防犯の拠点が失われることへの地元住民の懸念に対しては、パトロールの強化などで対応していくということです。