食品ロスを無くし支援が必要な人に 宮城県がフードドライブを実施

食品ロスを減らそうと、宮城県は10月30日をみやぎ県民食べきりの日と定めています。

家庭で余った食品を支援が必要な人に届けるフードドライブが、県庁で始まりました。 県では10月30日から11月3日まで、県庁1階などにフードボックスを設置しています。

フードボックスでは、常温保存できる未開封の食品を受け付けていて、県の職員が早速米やお菓子、レトルト食品などを持ち寄っていました。

県循環型社会推進課佐藤仁課長「家庭やお店などから、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品が多く出ている状況。是非ご家庭で食べきれない食料などございましたら、お持ちいただければ大変助かります」

宮城県では推計で年間8.8万トンの食品が捨てられていて、県民1人当たりに換算すると毎日おにぎり1個分の食品が捨てられている量だということです。

khbでも、仙台市太白区あすと長町の本社1階にフードボックスを設置して、食料品の寄付を募っています。

寄せられた食料品は、NPO法人ふうどばんく東北AGAINを通じて宮城県各地のこども食堂などに提供されます。みなさんのご協力を是非お願いします。

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