イタリア1部アタランタBCとキットサプライヤーのJomaは28日、「ベルガモ・シティエディション」と題した2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。
今回のユニフォームはホームタウンであるベルガモの街に敬意を表したデザインとなっている。
Atalanta 2023-24 Joma Third
アタランタ 2023-24 Joma サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームは、アタランタでは珍しいレッドを基調色に採用。この色をフィールドプレーヤー用に使うのは13-14シーズンのクリスマス・ユニフォーム以来で、実に10年ぶりの登場となった。
首周りには品のあるポロ襟を採用。その襟と袖口部分にはチームのメインカラーであるブルーとブラックで彩り、アイデンティティを体現する。
パンツとソックスもレッドを基調にブルーとブラックのコンビネーション。ソックスの背面にはチームカラーの2色でチーム名をレタリングする。
アタランタBCの正式なチーム名は“Atalanta Bergamasca Calcio”。Bergamascaはベルガモの街を意味し、この地名をクラブ創設以来使い続けている。
ホームタウンのベルガモはイタリア北西部ロンバルディア州の中部に位置する古都。天才オペラ作曲家として知られるガエターノ・ドニゼッティの出生地であり、歴史を感じさせる美しい街並みはユネスコの世界遺産に指定されている。
1907年の創設以来116年間ベルガモの名をチーム名に冠してきたアタランタ。今回のデザインはあらためて街への愛を示し敬意を表して、前面にベルガモの地図をエンボスで落とし込んでいる。
セリエAで暫定6位に付けているアタランタは30日(月)に敵地でエンポリと対戦するが、この試合でサードユニフォームを初めて着用する可能性が高い。
仮にエンポリに勝利すると、同日に行われるラツィオ対フィオレンティーナの結果次第では3位に浮上する可能性もある。
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ビジュアルにも“Una città, la sua squadra(街とそのチーム)”という言葉で街とチームのつながりを示す。
10年ぶりの赤いユニフォーム「ベルガモ・シティエディション」は、クラブ公式オンライストア他で販売中だ。
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