気づけばもうすぐ11月…秋の深まりをより一層感じる季節となってきましたね。色づきが本格化している紅葉の名所、西は廿日市、北は神石高原町まで回ってきました!
青空に映える赤色のモミジ、呉市川尻町にある標高839mの野呂山では本格的に色づいた紅葉が訪れる人を出迎えています。
野呂山は紅葉しない針葉樹も多いため山全体が赤く染まることはありませんが、その分色とりどりのコントラストで鮮やかなグラデーションを楽しむことができます。
紅葉に囲まれた公園では青空のもと体を動かす人たちの姿がありました。
ゲートボール客「気温も寒くもなし暑くもなし、紅葉を見ながら楽しく過ごしています」
野呂山の紅葉は11月中旬ごろまで見ごろが続くということです。
ちょっと違う楽しみ方がしたいという人には…
若森明日香記者「遊覧船に乗って外を眺めてみますと黄色や赤に木々が色づいて秋を感じます」
水上から紅葉を楽しめるのは庄原市と神石高原町にまたがる帝釈峡です。周囲は24km、全長8kmの「神龍湖」を遊覧船でおよそ40分かけてゆったりと…
今月なかごろからの冷え込みで湖を囲む木々が赤や黄色に色づき始め、今は約8割ほど。非日常を味わおうと県内外からも観光客がやってきます。
徳島から「本で見て徳島から来た。この船に乗って自然の中で気持ちが良いです。爽快です。わざわざ遠いところから来た甲斐があります」
広島市内から「紅葉よ緑と空の青が非常にきれいでよかった」
帝釈峡の紅葉は今週末に見頃を迎え来月中旬ごろまで楽しめるということです。
水上から見る紅葉もあればこんな楽しみ方も。
矢田息吹記者「気持ちいい!めっちゃきれい!」
今まさに見ごろを迎えている紅葉を「上から」楽しむことができるのは廿日市市の「もみのき森林公園」です。
標高約900m、400haの広大な敷地内には常緑樹も多く、緑と赤や黄色のコントラストが楽しめます。大自然のなかに設けられたアスレチックで壮大な景観とスリルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
県観光連盟によりますとほかにも庄原市の比婆山や安芸太田町の恐羅漢山が見ごろを迎えていて、来月上旬にかけて県内多くの場所で見頃を迎える予想です。