藤枝明誠センバツ出場の可能性は? 愛工大名電に敗れ東海大会4強止まり 1位2位は愛知県勢独占も…過去には2位“落選”で問題に

2024春のセンバツ出場につながる秋季高校野球東海大会。勝てば、初めてのセンバツ出場に大きく近づく藤枝明誠(静岡1位)は、10月28日に行われた準決勝でイチロー選手の母校愛工大名電(愛知1位)に6‐10で敗れました。

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では、藤枝明誠にセンバツ出場の可能性はあるのでしょうか。2024年3月、阪神甲子園球場を舞台に行われる第96回センバツ高校野球大会の東海地区の選考枠は、前回の2から3枠に拡大されました。

東海大会でベスト4に残った4校の中から選ばれるのが恒例。優勝した豊川(愛知2位)と準優勝の愛工大名電は、センバツ出場へ大きく前進しましたが、2022年のセンバツの選考をめぐっては、東海大会で準優勝した聖隷クリストファーが出場できないという異例の事態もありました。

聖隷クリストファーの問題を受け、日本高校野球連盟が発表した出場校を選ぶ際のポイントについて、「秋季大会の試合結果と試合内容をもとに総合的に判断する」「評価が並んだ場合はできるだけ多くの都道府県から出場できるようにする」などと示しています。

奇しくも決勝は、愛知県の2校となった今回、どのチームが選ばれるのか。藤枝明誠の戦いは“総合的に”どう評価されるのでしょうか。センバツ出場校は2024年1月26日、選考会を経て発表される予定です。

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