Bリーグ開幕から負けが先行する苦しいスタートとなった広島ドラゴンフライズ(西地区7位)は、日本代表で活躍した河村を擁する横浜ビー・コルセアーズ(中地区5位)とアウェイで対戦しました。
10月28日(土) ゲーム1
去年から練習生としてチームに加わっていた 河田チリジ が、日本国籍選手としてデビューを飾りました。
試合は前半から横浜の河村に3ポイントなどを次々に決められ、最大11点をリードされます。広島は、河田チリジを投入して反撃。新戦力が攻撃のリズムを変えると、インサイドの強さを見せつけ、チームトップの9リバウンド。7得点を挙げてチームを鼓舞します。
第4クォーター、最初のポイントは中村。3ポイントを決めて、この日初めてリードします。
しかし、大接戦の試合を左右したのは、確実に入れなければならないフリースロー。広島の決定率はわずか37%。10本もはずした結果、4点差で敗れ、3連敗を喫しました。
横浜BC 80-76 広島
10月29日(日) ゲーム2
ゲーム2は、寺嶋のファールトラブルを中村がカバー。マーフィーのスチールから中村が走り、速攻を決めて第1クォーターを4点リードで終えると。第2クォーターには、河田がゴール下に引き付けて、ブラックシアーが3ポイントを決めます。
するとエバンスも…。さらに上澤も3ポイントを次々決めて、前半だけで最大21点差をつけます。
後半に入ると、今度は、山崎がこの日初の3ポイントを決めます。
さらにスチールでボールを奪うと全員が走って最後はエバンス。次々と得点を重ね、今季2度目の90点ゲーム。攻撃力が爆発した広島は、連敗を3で止め、3勝目を挙げました。
横浜BC 65-90 広島
広島ドラゴンフライズ 上澤俊喜 選手
「結果として今、負け越している状況ですが、ぼくらのバスケは全然、こんなもんじゃないので、もっともっと応援していただいて、ぼくらももっと自分たちのバスケが、おもしろいバスケができるようにがんばりますので、引き続き応援よろしくお願いします」