部屋の中で待ち伏せか…男女2人刺傷 殺人未遂事件 容疑者の男は容疑を認める(静岡・浜松市)

浜松市のマンションで男女2人が切りつけられた殺人未遂事件で、容疑者の男が部屋の中で待ち伏せしていたとみられることがわかりました。

この事件は28日夜、浜松市東区のマンションの一室で、元交際相手を含む男女2人を刃物で切りつけ殺害しようとしたとして、自称 浜松市中区の派遣社員の男(41)が逮捕されたものです。

警察や消防によりますと、男は被害者2人の住むマンションで“待ち伏せ”をしていたとみられていて、2人は刃物で切り付けられ出血するケガをしていましたが、命に別条はありませんでした。

男は犯行後、逃走していましたが、約13時間後に袋井市内のマンションで発見されました。マンションの住民には警察から「屋上に犯人がいるため 外に出ないでほしい」と注意喚起があったといいます。

(マンションの住人)

「全部の階(の部屋)に警察が来た」「『住民ではない人が刃物を持って侵入しました』と言われた」

男は被害にあった30代女性の元交際相手で、ストーカー規制法違反の疑いなどで2度逮捕されていました。

男は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

© 株式会社静岡第一テレビ