旗手怜央は2カ月程度の離脱へ…ロジャーズ監督「クリスマス後まで欠場することは間違いない」

長期離脱が濃厚となった旗手怜央[写真:Getty Images]

セルティックの日本代表MF旗手怜央の復帰は、クリスマス後になる模様だ。イギリス『スコティッシュ・サン』が伝えている。

旗手は2022-23シーズンのセルティックの国内3冠に大きく貢献。リーグのMVPの最終候補にも名を連ねる活躍を見せていた。

今夏はステップアップの噂も出ていたがチームに残留。契約も延長すると、徐々に調子を取り戻し、ここまでスコティッシュ・プレミアシップで7試合2ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも3試合に出場していた。

しかし、25日に行われたCLのアトレティコ・マドリー戦に先発するも、開始7分に負傷交代。ハムストリングを痛めたとみられ、顔を覆い、涙を流す様子も見られていた。

その旗手に関して、ブレンダン・ロジャーズ監督は直近のハイバーニアン戦に向けた記者会見で「明確なスケジュールは決まっていないが、数週間離脱することは間違いない」との見通しを明らかにしていた。

その会見から数日が経った30日の会見で、同監督は改めて日本代表MFの状態について説明。引き続き正確なスケジュールは不明としながらも、復帰はクリスマス後になる可能性が高いと語っている。

「正確なタイムスケールについては100パーセント確信が持てないが、彼がクリスマス後まで欠場することは間違いないと思われる」

「それは我々にとって残念なものであり、彼にとっても残念なことだ。今シーズンのスタートが少しうまくいかなかったが、ここで彼はシーズンの中間点を迎えることになるだろう」

「自分の試合とプロフェッショナリズムに真剣に取り組んでいるプレーヤーにとってはもどかしいことだが、彼はコーチや監督、メディカルチームから素晴らしいサポートを得ている」

「遅かれ早かれ彼を取り戻せることを願っている」

さらに、ロジャーズ監督は旗手についてさらに掘り下げると、「間違いなくトッププレーヤーの1人だ」と改めてその能力を評価している。

「彼は(プロとしては)遅咲きのプレーヤーだが、フィットしてプレーできる時はいつでも素晴らしいプレーを見せてくれる」

「ただ、我々としてはベストプレーヤーを起用したいと考えており、彼の成長という点で、すべてを深く調べようとしている。そして、彼は間違いなくトッププレーヤーの1人だ」

今回のロジャーズ監督のコメント通りの離脱期間となる場合、CLグループステージの残り3試合に加え、日本代表として臨む11月の北中米ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選の欠場が確定。

復帰は12月30日に予定されるホーム開催のレンジャーズとのオールドファームか、年明けの1月2日に予定されるセント・ミレン戦あたりになるか。

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