<レスリング>オリンピックV2を目指すハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)が右肩を手術

イランのメディアは、杭州アジア大会の男子フリースタイル86kg級で優勝したハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)が。10月28日に右肩の手術を受け、しばらく戦列を離れることを報じた。マットでの練習再開は来年3月頃の見込みという。

同選手は2016年リオデジャネイロ・オリンピック74kg級で優勝し、その後86kg級へアップ。2017・21年の世界選手権で優勝。東京オリンピック王者のデービッド・テーラー(米国)とは、世界の男子フリースタイル屈指の好勝負を続けており、来年のパリ・オリンピックでこの階級初の金メダルを目指している。9月の世界選手権(セルビア)ではテーラーに敗れて2位。パリ大会の出場権は獲得した。

医師は「3つの負傷は複雑な手術で修復されました。 5~6ヶ月後にはレスリングができるでしょう」とコメントしている。

▲右肩にテーピングして闘っていた今年の世界選手権。この時期の戦線離脱が、パリ・オリンピックにどう影響するか?

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