福井県産玄米粉のベイクドチーズケーキが専門家評価で最高賞 「natural kitchen SAL」食材にこだわり

受賞した「米粉のベイクドチーズケーキ」=福井県福井市真木町のnatural kitchen SAL

 福井県福井市真木町のレストラン「natural kitchen SAL(ナチュラルキッチン・サール)」が販売する「米粉のベイクドチーズケーキ」がこのほど、専門家による食品の評価制度「ジャパン・フード・セレクション」で最高賞のグランプリを受賞した。厳選した食材やなめらかな食感、アレルギーへの配慮といったこだわりが評価された。

 同賞は日本フードアナリスト協会(東京)が認定するフードアナリストが審査し、グランプリから銅賞まで4段階で評価。第67回の今回は全国で30商品がグランプリに選ばれた。県内では過去2点が受賞し、今回が3点目。

 米粉のベイクドチーズケーキは、無農薬・無化学肥料の有機米でできた県産玄米粉を使うほか、全ての材料が国産で高品質のものを選んだ。素材の味を生かした優しい味わいで、なめらかな口当たりに仕上げた。

 アレルギーに配慮し小麦は使わない。同店の廣瀬一人代表の子どもも小麦アレルギーで、約3年前の発売以来、同じ悩みを持つ親子らにおいしく食べてもらおうと改良を重ねてきた。「米粉と分からない味と食感。素材の良さも含め、多くの人に安心して食べてもらえる」と胸を張る。

 2.5センチ角のもの4個入りで450円。同店やオンラインショップのほか、一部のハーツや道の駅などで販売している。

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