チェルシー、クリスマスイブ開催変更ウルブス戦のサポーター遠征費負担を決断! 粋なクリスマスプレゼント

ウルブス戦のサポーター遠征費負担を決断[写真:Getty Images]

チェルシーが、プレミアリーグの日程変更によってクリスマスイブ開催となったウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに向け、サポーターの遠征費用を全額負担する決定を下した。

プレミアリーグは先日に今後の日程変更を発表。これにより、12月23日に開催予定だったプレミアリーグ第18節のウォルバーハンプトンvsチェルシーは12月24日の開催に変更された。

12月24日はクリスマスイブに加え日曜日ということもあり、交通手段が普段よりも制限される。これを受け、アウェイに遠征するチェルシーのサポーターグループは「まったく容認できない」と猛反発。

さらに、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も「アルゼンチン国民にとって、24日は本当に重要な夜なんだ。試合後は時間通りに帰宅して、お祝いしたいと思っている。 我々のファンは満足していないとのことだが、私も同じ気持ちだ」と、サポーターの意見に同調していた。

とはいえ、ここからの日程再変更は不可能であることから、クラブはクリスマスイブという大切な日にも関わらず、チームへの忠誠心を示す自サポーターの負担を少しでも軽減するべく、遠征費用の全額負担と共に試合会場まで無料で送迎する交通手段の確保を決断した。

チェルシーは30日、今回の決定を以下のように説明している。

「最新のプレミアリーグ日程発表によると、チェルシーは12月24日(日)にウォルバーハンプトン・ワンダラーズと対戦します。この日は日曜日であり、またクリスマスイブでもあるため、クラブは交通手段が通常よりも制限されることを承知しています」

「私たちは、試合を観戦するサポーターの献身を認識し、ホームでもアウェイでもチームを観戦することに対する揺るぎない忠誠心に感謝しています」

「そこでチェルシー・フットボール・クラブでは、この遠征に参加するサポーターに感謝の意を表し、チケットを購入したサポーターに親善の意味を込めて、遠征費を無料にします」

「サポーターを試合会場まで無料で送迎する交通手段が用意され、試合チケット発売時に予約することができます」

今回の粋な決定はチェルシーサポーターにとって思わぬ形でのクリスマスプレゼントとなったが、サポーターへの一番のプレゼントはウルブス戦での勝利だ。

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