永瀬廉 裁判用語が連続するセリフに「噛みそうになりました(笑)」 「法廷遊戯」特別映像

2023年11月10日より劇場公開される、五十嵐律人の同名ミステリー小説を映画化した「法廷遊戯」から、キャストたちのインタビューや本編&メイキングを収めた特別映像が公開された。法律を学び弁護士となる主人公の「セイギ」こと久我清義を演じた永瀬廉、本作で起こる事件の容疑者となる織本美鈴役の杉咲花、そしてその事件の被害者となる結城馨役の北村匠海のメインキャスト3名が、次第にそれぞれの秘密が交差していく難解なストーリーと役どころについて語っている。

永瀬は、「どう見ている人をだましていくか…驚きを与えられるように頑張りたいなと思っていました」と、セイギの抱える秘密をほのめかしているほか、普段は使わない裁判用語が連続するセリフに「噛みそうになりました(笑)」と苦戦したことを明かしている。

杉咲は「自分の価値観に対しても、小さな危機感みたいなものを抱かされるような物語だと感じました」と作品が内包する深いテーマについてのほか、演じた美鈴については「彼女の起こす行動自体は外から見たら不純で愚か」だが、「本人はすごくシンプルに一途な気持ちを抱いている」と語っている。

北村は、過去に法廷を扱う作品に出演した際とはまた違った本作の魅力について触れ、「弁護士モノとは一味違った、これは“ミステリー”なんだな」とシンプルな法廷作品ではないことをアピール。自身の演じた馨についても「“法”を扱うアマチュアの中では群を抜いて自由な価値観を持っている」と、特殊なキャラクター性についても言及している。

「法廷遊戯」は、裁判ゲームで起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆくという内容の作品。二転三転する新たな事実、そして最も神聖な場のひとつである法廷での常識を覆す驚がくの結末が待っている。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義役を永瀬廉、セイギの幼なじみで同じく法律を学ぶ織本美鈴役を杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判をつかさどる天才である結城馨役を北村匠海が演じる。「神様のカルテ」「白夜行」の深川栄洋が監督を務める。

【作品情報】
法廷遊戯
2023年11月10日(金)全国公開
配給:東映
©五十嵐律人/講談社 ©2023「法廷遊戯」製作委員会

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