美術の概念や様式を超えた独創的な作品を集めたアートキャンプ2023「活きる文字展」(主催・沖縄タイムス社、アートキャンプ2001実行委員会、社会福祉法人若竹福祉会、協賛・髙倉コーポレーション)が31日、那覇市のタイムスホールで開幕する。30日は障がいのある15人の作品約90点が搬入され、設営作業が行われた。
実行委は独自の表現世界を持ち、人知れず制作を続けている作家たちを紹介してきた。今回のテーマは「文字」。実行委の今村清輝さん(49)は「私たちが日々触れている『文字』を超え、独創的な方法で新たな造形物として捉えた『活きる文字』の魅力的な世界を多くの人に見てほしい」と来場を呼びかけた。
11月5日まで。午前10時~午後6時(最終日は午後3時)。入場無料。問い合わせは沖縄タイムス社事業局文化事業部、電話098(860)3588。(社会部・吉田伸)