錦木は西前頭4枚目 大相撲九州場所、三役復帰目指す

錦木

 【東京支社】日本相撲協会は30日、大相撲九州場所(11月12日初日・福岡国際センター)の番付を発表し、岩手県出身力士は幕内の錦木(伊勢ノ海部屋)が西前頭4枚目に降下した。新三役で東小結だった先場所は5勝10敗で負け越し。持ち味の力強い相撲を取り戻し、三役復帰を目指す。

 幕下勢は3場所連続勝ち越しの早南嶺(武蔵川部屋)が西41枚目に浮上。好調を維持して自己最高位(幕下32枚目)の更新を狙う。先場所の負け越しで、連続勝ち越しが3場所でストップした秋良(阿武松部屋)は西58枚目に後退した。

 三段目は3人。幕下復帰後、2場所連続で負け越した漣(伊勢ノ海部屋)は東6枚目に下げた。2場所連続5勝2敗で勝ち越しの時乃平(時津風部屋)は西7枚目。今年の初場所以来となる幕下復帰を期す。先場所、序二段で5勝2敗と好調だった鬨王(伊勢ノ海部屋)は西63枚目に上げた。

 序二段の禎ノ花(阿武松部屋)は東64枚目、序ノ口の曽我(伊勢ノ海部屋)は東9枚目につけた。

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