かかしまつり 60体ずらり バルーンフェスタ来場者もてなし

ユニークなかかしがずらりと並ぶ「嘉瀬かかしまつり」=佐賀市の嘉瀬川防災ステーション

 11月1日の佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開幕を前に、「嘉瀬かかしまつり」が30日、佐賀市のバルーンさが駅北側で始まった。人気キャラクターや有名人などをモチーフにした約60体のかかしが来場者を出迎える。11月5日まで。

 嘉瀬町内の自治体や小学校、企業など約30団体が、古着や廃材などを再利用して制作した。話題になったアニメのキャラクターやバスケットボール男子・B1の佐賀バルーナーズの選手など、趣向を凝らしたかかしがずらりと並ぶ。

 悪天候でバルーンが飛ぶ様子を見られない場合でも来場者をもてなそうと2010年から始まり、今年で12回目を迎えた。嘉瀬かかしまつり実行委員会の担当者は「競技のないときには足を運び、ユニークなかかしを見て楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 かかしは、シャトルバスが発着する嘉瀬川防災ステーションに設置され、午前9時から午後5時まで見ることができる。(小島発樹)

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