部下にストーカー、懲戒処分 岩手県総括課長級、自宅付近を徘徊

 岩手県は30日、職員の女性にストーカー行為をしたとして、ふるさと振興部の総括課長級男性(56)を減給5カ月とする懲戒処分を発表した。

 県によると、総括課長級男性は2013年4月ごろから、当時の部署の部下の女性に「個人的に会って話がしたい」などの不適切な内容のメールを1年程度継続して送信した。さらに14年4月~15年8月、女性の自宅付近を徘徊(はいかい)するなどし、同8月に県警からストーカー規制法に基づく警告を受けた。

 今年3月に人事課に情報提供があり、関係職員への聞き取りなどで判明した。総括課長級男性は「一方的に好意を抱き、行動がエスカレートしてしまった」と話しているという。

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