ハロウィーンを控え、路上飲み」が禁止された渋谷駅周辺では、警戒が続けられています。週末を終えた10月30日朝の様子を取材しました。
記者：「午前7時半すぎの渋谷駅前です。ハロウィーン期間の週末が明けたきょう、周りを見てみますと、放置されたアルコールの缶や瓶が見当たりません」
去年よりもより厳しい規制を敷く渋谷区は、長谷部区長自ら「ハロウィーン目的で渋谷に来ないで」と呼び掛け、10月28日からは外国人観光客にも人気のハチ公像を白いシートで覆った上、銅像周辺を柵で囲い封鎖しています。また、ハロウィーン期間中の11月2日までは夕方から翌朝まで渋谷駅周辺で路上での飲酒が禁止されていて、路上のごみの量は例年と比べて大幅に減少しました。
街の人：「すごいきれいだと思いますよ、いつもより」「いつもだと少し汚れている部分もあったりするけど、本当にすごくきれいになっている。びっくりしました」「ごみですか？普段よりないって感じ。普段からこういう風にしてほしい」
さらに、早朝から自主的に駅周辺のゴミ拾いを行っていた人たちも…
ボランティア：「ハロウィーンで街が汚くなっちゃう前にきれいにしとこうと思ってやったが、結構街中きれいでした」「（去年より）全然少ない。一番すごかったのが2019年の時とかはもう（ゴミが）山みたいになってますからね。以前みたいな路上に陣取ってもう宴会状態になってたそういう人たちは、今回見なかった感じがします」
渋谷区は区長の呼び掛けが功を奏したと話していて、10月31日のハロウィーン本番も引き続き協力してほしいとしています。渋谷区は駅周辺のコンビニなどに対し10月31日、酒の販売を自粛するよう要請しています。
