等身大の自分描き、夢語る 日光・小林小150周年記念で全児童86人

等身大の自分を描いた児童たち

 【日光】創立150周年を迎えた小林小で、児童が等身大の自分の姿を描き、未来の夢を語った。11月1日に開かれる記念学習発表会で披露される。

 同校は1873(明治6)年、小林村清水沢見宅を仮校舎に開校。1954(昭和29)年、町村合併によって今市市立小林小となった。

 創立150周年を迎えるにあたって「記念する年の自分の大きさ(身長)を残そう」と宮崎直美(みやざきなおみ)教務主任(55)が発案。夏休み明けから、全校児童86人が制作を始めた。子どもたちは、ビニール製のシートの上に横たわり、輪郭を描き、着色。余白に「未来の夢」として、「野球選手」や「学校の先生」「ポケモンをつくる人」など、将来就きたい職業やかなえたいことを書き込んだ。

 「公務員になりたい」という6年阿久津結希(あくつゆうき)さん(11)は「服やズボンの影とかを描くのが難しかったけど、とても楽しく描けた。小林小の150周年を盛り上げられたらうれしい」と笑顔で話した。

等身大の自分を描いた児童たち

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