東証、午前終値3万0649円 一進一退、積極取引控える動き

東京証券取引所

 31日午前の東京株式市場は売り買いが交錯し、日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退となった。日銀の金融政策決定会合の結果判明を前に、積極的な取引を控える動きが目立った。

 午前終値は前日終値比47円52銭安の3万0649円44銭。東証株価指数(TOPIX)は4.80ポイント高の2236.04。

 朝方は長期金利が約10年5カ月ぶりの水準に上昇したのを嫌気し、一時100円超下げた。半導体関連株を中心に下落した。

 売り一巡後は前日の米国株高も材料に買い戻しが入った。金利上昇が追い風となる銀行株なども買われ、平均株価は上昇する場面があった。

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