レンジャーズが2勝1敗で一歩リード 敵地9戦全勝はプレーオフ初

ワールドシリーズ第3戦【レンジャーズ3-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

今年のプレーオフで敵地8戦全勝のレンジャーズは、1勝1敗で迎えた敵地チェイス・フィールドでのワールドシリーズ第3戦に3対1で勝利。単年のプレーオフで敵地9戦全勝は史上初の快挙となり、シリーズの対戦成績を2勝1敗として一歩リードした。レンジャーズ2番手のジョン・グレイが3回1安打無失点の好リリーフで勝利投手となり、5番手のホセ・レクラークがセーブを記録。ダイヤモンドバックス先発のブランドン・ファートは6回途中4安打3失点で敗戦投手となった。

レンジャーズがマックス・シャーザー、ダイヤモンドバックスがファートの先発で始まった第3戦は、2回裏にレンジャーズの右翼アドリス・ガルシアが好返球でダイヤモンドバックスの先制を阻止。直後の3回表、レンジャーズはマーカス・セミエンのタイムリーとコリー・シーガーの2ラン本塁打で3点を先制した。

2回裏に打球を受けたシャーザーが背中の張りで4回裏開始前に降板したレンジャーズだったが、2番手として登板したグレイが3イニングを1安打無失点に抑える好リリーフを披露。レンジャーズは追加点を奪えず、主砲ガルシアが負傷交代するアクシデントもあったが、ダイヤモンドバックスの反撃を8回裏のヘラルド・ペルドモのタイムリーによる1点にとどめ、3対1で逃げ切った。

レンジャーズはこれでワイルドカード・シリーズの第1~2戦、地区シリーズの第1~2戦、リーグ優勝決定シリーズの第1~2戦と第6~7戦、そしてワールドシリーズ第3戦と敵地で9連勝。プレーオフでの敵地9連勝は1937~42年と1996~97年のヤンキースに並ぶタイ記録だが、単年のプレーオフでは初の快挙となった。

ここまで敵地無敗のレンジャーズ。このまま残りの敵地2試合にも勝利し、球団史上初のワールドシリーズ制覇を決めてしまうのだろうか。

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