「ムービング」リュ・スンリョン×「SKYキャッスル」ヨム・ジョンア初共演『人生は、美しい』ミュージカルシーンの裏側を公開

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数多くの映画やドラマで人気を博す実力派俳優、リュ・スンリョン(『エクストリーム・ジョブ』『ムービング』)とヨム・ジョンア(『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』)の二人が初共演し、人生最後の旅を共にする夫婦を、ポップな音楽とともに描いたハートフルなロードムービー『人生は、美しい』が、11月3日(金・祝)より公開。このたび、キャスト陣がミュージカルシーンのために歌やダンスの練習に奮闘する様子や、チームワーク抜群の撮影現場、インタビュー満載のメイキング映像が解禁となった。

余命2カ月と宣告された妻の願いとは?

典型的な亭主関白の夫・ジンボンと、思春期真っただ中の生意気盛りな息子と娘。そんな家族に時にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた平凡な専業主婦のセヨン。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされる。突然の余命宣告に激しく動揺したのも束の間、何かが吹っ切れたセヨンは、自身のおそらく最後となる誕生日プレゼントに、学生時代の初恋相手との再会を熱望。よりによって彼を一緒に探してほしいと夫に頼み込み、夫婦の奇妙な最後の旅が始まるのだが——。

不器用な夫には、『エクストリーム・ジョブ』や『ムービング』が話題の実力派リュ・スンリョン。命の炎を燃やし、輝き続ける魅力的なセヨンには、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』などに出演するヨム・ジョンア。また、大人気K-POPグループ・Wanna One出身のオン・ソンウが、セヨンの高校時代の初恋相手ジョンウを演じ、本作でスクリーンデビューを果たしている。

「ロードムービーでミュージカル映画」

メイキング映像では、チェ・グッキ監督が「ロードムービーでミュージカル映画」「喜怒哀楽の詰まった映画」と語る本作において、大きな役割を担ったミュージカルシーンについて、劇中曲を歌い踊るリュ・スンリョンやヨム・ジョンアがレッスンに励む様子を紹介。「みんなが共感できる歌でミュージカルを作りたかった」とプロデューサーがいうように、主人公セヨンとジンボンの気持ちや夫婦の人生を代弁する曲には、シン・ジュンヒョンの「美人」、イ・ムンセの「ソロ愛讃」、イ・スンチョルの「アンニョンとは言わないで」など、韓国の1970年代から2000年代の国民的ヒット曲が使われており、リュ・スンリョンとヨム・ジョンアは熱心に歌のレッスンを受け、自ら録音に臨んでいる。

監督いわく「音楽の始まりはファンタジー映画のように、過去の自分にも会い、2Dの世界にも入り込んだ、各曲に異なるコンセプト」で構成されたミュージカルシーンは、大人数で踊る場面も多数登場する。その中心にいるリュ・スンリョンとヨム・ジョンアは常にそれぞれのキャラクターの感情に合わせた振付や動線を習得しなければならず、大変だったそう。そんな中、「踊りと歌で苦労しそうだけどやらなきゃと思った」とリュ・スンリョンが溢れんばかりの情熱でダンス練習をする姿も。

世界中で大ヒットしているDisney+オリジナル作品『ムービング』での激しいアクションシーンもリュ・スンリョン自ら演じたというが、本作ではヨム・ジョンアと共に「とてもシーンを豊かにしてくれる」と振付師が絶賛するダンスでミュージカルシーンを見事に演じている。

さらに、「俳優たちの本格的なコメディセンス」と監督が話すリュ・スンリョンとヨム・ジョンアふたりのケミも抜群で、高校時代のセヨンを演じたパク・セワンと「楽しくて新鮮でした」と話す初恋相手ジョンウ役のオン・ソンウのフレッシュな演技には、「完璧な俳優です」と監督も太鼓判。

リュ・スンリョンも「みんな素晴らしくてキャラクターにぴったり」と話し、撮影現場の様子からは「チームワークが最高」と監督が語る俳優陣の雰囲気の良さも伝わってくる。そして「本作は木浦、甫吉島、釜山を全て周ります。風景も美しい。彼らの旅路にご期待ください」とリュ・スンリョンが語るロードムービーの魅力にも注目だ。

『人生は、美しい』は11月3日(金・祝)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

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