広島市議ら2人に有罪判決 河井元法相からの金銭授受は買収目的 広島地裁

4年前の参院選を巡り、河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとされる広島市議ら2人に有罪判決です。

判決を受けた広島市議の木山徳和被告は、河井元法務大臣から買収目的で現金30万円を受け取ったとして起訴されています。広島地裁であった判決公判で、日野浩一郎裁判長は「国会議員と市議会議員の金銭の授受であり、買収の趣旨で金を受け取ったことは悪質」などと指摘。また、「検察から不起訴を期待された発言はあったものの、約束はなかった」として、罰金30万円と30万円の没収を命じました。一方、元広島市議の谷口修被告には罰金40万円、追徴金50万円の判決が言い渡されました。

【2023年10月31日放送】

© 広島テレビ放送株式会社