沖縄の基地問題を報告 チョウ類研究家の宮城秋乃さん、沖縄タイムス・琉球新報記者ら6人 沖縄大で11月12日講演会 基地巡るバスツアーも開催

参加を呼びかける桜井国俊・沖縄大名誉教授=那覇市内

 沖縄の基地問題などを県内外に発信することを目指す市民団体「沖縄・琉球弧の声を届ける会」は11月12日に講演会「メディアは全ての人権のため、隠された真実を暴け 『新たな戦前』に直面する沖縄・琉球弧の島々の真実を」を那覇市国場の沖縄大学で開催する。

 チョウ類研究家の宮城秋乃さん、本紙編集委員の阿部岳さん、琉球新報統合編集局次長の新垣毅さんら6人が沖縄の現状について報告する。同会共同代表の桜井国俊沖縄大名誉教授は「沖縄の基地の現状は県外や海外ではほとんど報道されていない。報道に携わる人を含め、多くの方に参加してほしい」と呼びかけている。

 講演会は午後1時半から5時半、沖縄大学3号館101教室で。無料。専用サイト(https://info200921.wixsite.com/ryukyusvoice)から事前申し込みが必要。

 また、同会は講演会に先立ち11月11日に辺野古や米軍北部訓練場跡地などを見学するバスツアーを開催する。午前7時半に那覇市の県民広場を出発し、午後7時に同広場で解散する予定。無料。ツアーの詳細、申し込みは真喜志好一さん、電話090(3796)5404。

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