JRA・熊沢騎手が11月11日付けで引退、55歳 ネットでねぎらいの声多数 91年の有馬記念で大金星

JRAは30日、熊沢重文騎手(55歳、栗東・フリー)が引退することを発表した。同騎手から騎手免許の取消申請があり、11月11日付けで騎手免許を取り消す。

熊沢騎手は1986年3月デビュー。88年のオークスを10番人気のコスモドリームで勝ち、GⅠ初制覇。91年の有馬記念ではブービー14番人気のダイユウサクで、圧倒的1番人気だったメジロマックイーンを破る大金星を挙げた。

JRA障害歴代1位となる通算257勝をマークし、平地を含めたJRA通算成績は1051勝(うち重賞33勝=30日現在)。

JRA史上初となる平地・障害双方200勝、平地・障害双方GⅠ勝利を達成し、2016年には長年に亘る平地・障害双方での活躍が評価され、JRA特別賞を受賞した。

引退式は11月11日に京都競馬場で最終レース終了後に行う。

ネットでも「熊ちゃん引退」がトレンド入り。ねぎらいの言葉が多く寄せられていた。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社