前明石市長の泉氏、大阪・関西万博の建設費膨張に「中止か縮小開催の決断を」「無駄な利権政治の象徴」

兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏30日、X(旧ツイッター)を更新。大阪・関西万博の会場建設費が膨張している問題などに直面している日本維新の会が、これまで掲げてきた「身を切る改革」や「無駄削減」といった看板イメージの維持に苦心しているという報道を引用し、万博の中止か縮小開催の決断を呼びかけた。

泉氏は、万博会場建設費の膨張などの問題を受けて、「思い切って、『万博』を中止するか、縮小開催の決断をしたらいかがか。『万博』こそ〝無駄な利権政治の象徴〟と思っている国民は少なくない…」と指摘した。

日本維新の会は万博の会場建設費が膨らんでいる問題で「政府の負担」を主張しているが、それに対して「責任回避だ」といった批判が起きている。

泉氏の投稿に対して、フォロワーからは「そもそも大阪万博を楽しみにしている国民なんているんですかね」「世界情勢を考えたら中止や縮小が英断と思います」「多くの人が声を上げても、何も無かったかのように無視されて終わってしまう」「もう引くに引けない状況じゃないですか?」といった意見が続いた。

(よろず~ニュース編集部)

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