小沢一郎氏、河野太郎デジタル相に「暴走」と苦言 来秋に保険証廃止で「マイナ保険証」一本化を強調で

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が30日、X(旧ツイッター)に新規投稿。河野太郎デジタル相が現行の健康保険証を来年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針を強調したことに対し、「暴走」と苦言を呈した。

「マイナ保険証」への早急な一本化を疑問視する声が起きている中、小沢氏は「暴走」と河野氏の姿勢を糾弾。その上で、同氏は「人の痛みがわからない大臣が、国民の声を聞くこともなく、『もう決めちゃったことだから』と、ニコニコ暴走するそのさまは、異様としか言えない」と指摘し、「国民を不安にし、苦しめる自民党政治。いつまで許しますか?」と呼びかけた。

河野氏は、マイナンバー情報の総点検などの作業が「順調」として来秋の一本化を掲げた。厚生労働省によると、9月のマイナ保険証の利用率はわずか4・5%と低いものの、河野氏は「心配はしていない」と強調している。

(よろず~ニュース編集部)

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