英ガールズグループ 3人全員がセラピー受けていた「つらい出来事だった」とメンバー脱退が理由

活動休止中・英ガールズグループのリトル・ミックスのメンバー3人全員が、ジェシー・ネルソンの脱退決定後、密かにセラピーを受けていたという。メンバーの1人、リー・アン・ピノック(32)が25日発売の自叙伝『ビリーブ』の中で明かしたところによると、2020年12月にジェシーが突然グループを脱退したことで、ペリー・エドワーズ(30)、ジェイド・サールウォール(30)と自身が「トラウマ」を抱え、カウンセリングを受ける必要があったそうだ。

ザ・サン紙によると、同書の中でリー・アンは、こう振り返っている。「複雑でつらい出来事だった。私たちは皆、その痛みと悲しみを感じていた。すべてが奇妙な別れのように感じられた。あの感情の激しさには、心の準備ができていなかった」「突然で、悲しく、そして厄介で、さらに苦しくなった」

ジェシーが脱退する前、同グループはほぼ10年間切っても切れない関係にあったそうで、5曲で全英1位を達成し何百万枚ものレコードを売り上げ、スパイス・ガールズ以来の人気のガールズグループとなっていたものの、脱退当時、ジェシーからはこう伝えられたという。

「実は最近、バンドにいることで精神的なダメージを受けていた。期待に応えることの絶え間ないプレッシャーがとても辛い」「他の人を幸せにすることに集中するよりも、自分自身を大切にすることに再投資しなければならない時期が、人生にはやってくるものよ」

同グループは現在活動休止中だが、ソロキャリアを切り開いたリー・アンは、こう続けている。「キャリアの過程でセラピーを受けた。リトル・ミックスの活動休止が決まったとき、私は戻らなければと思ったの。みんなそうしたわ」「実際、それは活動休止よりも少し前のことだった。私たちは家族で、4人は姉妹のようだったし、10代の頃からそうだったから、メンバーを失うことはトラウマ的な経験だったと言っても過言ではない。長い間、他者との間に大きな愛と支えを感じていたのに、それが突然消えてしまった時、なぜ傷つくのかを完全に理解することはできないものなんだわ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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